宇宙環境によるリンパ組織擾乱の分子機構解明- 公募研究 2018-2019

  1. A01 小椋
  2. A01 高橋(秀)
  3. A01 高橋(智)
  4. A01 道上
  5. A01 檜井
  6. A01 湊元
  7. A01 二川
  8. A01 茶谷
  9. A01 川上
  10. A01 秋山
  11. A01 冨田
  1. A02 篠原
  2. A02 三枝
  3. A02 前川
  4. A02 安部
  5. A02 大神
  6. A02 河野
  7. A02 高野
  1. A03 鈴木
  2. A03 中村
  3. A03 原田
  4. A03 小林
  5. A03 宮本
  6. A03 舟山
  7. A03 柿沼
  1. B01 ラザルス
  2. B01 加藤
  3. B01 國枝
  4. B01 北宅
  5. B01 沢野
研究課題名 宇宙環境によるリンパ組織擾乱の分子機構解明
研究代表者
秋山 泰身

近い将来、人類の宇宙滞在が身近になると予想されている。人が宇宙に滞在すると、無重力、多量の宇宙放射線など地上にはない環境や、危険に対する恐怖ストレスや閉所ストレスなどの精神的ストレスを経験する。これらの環境変化やストレスは人体に様々な影響を及ぼすと予想される。したがって、安全な宇宙滞在のためには、環境変化やストレスが人体に及ぼす影響とそれを介在する分子機構を明らかにし、必要であれば予防手段を確立することが重要となる。

生体の防御機構である免疫システムは、環境変化やストレスに様々な影響を受ける。宇宙滞在による環境変化やストレスも、免疫システムに影響することが、ヒトや実験動物を用いた研究で示唆されてきた。しかしながら、それらの影響がどのような分子機構を介するのか、その多くが不明である(図)。本研究課題は、マウス宇宙実験由来のサンプルとデータを活用し、微重力がリンパ組織の恒常性に与える影響と、その分子機構の同定を目指す。